「都内屈指の高級住宅街として、特に女性に憧れの街、白金。
自然、歴史にも恵まれたこの街は意外に庶民的な顔も持っている。それが2面性のある「白金台」という街。

江戸時代、薩摩藩や島津藩などの下屋敷で、大きな屋敷の多い地域として知られている。

その名残は自然教育園に残っていたり、昔から「住みやすい」街であることがわかる。

元々は交通が不便な場所であったが、平成12年に東京メトロ南北線、都営地下鉄三田線が開通して、日比谷・大手町・溜池山王・永田町などの都心部と直結し、通勤の便利さが大幅にアップした。
また、南北線が東急目黒線、埼玉高速鉄道線と相互乗り入れたことで、地方から遊びに来る人も増加した。

生活に必要なスーパーなどの店が集中するのは目黒通り・外苑西通り・白金北里通り。
これに対して外苑西通りはブティックやカフェ、レストラン、ヘアサロンなどが中心。

また、白金には学校が多く、港区の指定文化財になっているチャペルなど歴史的建造物で有名な明治学院大学、お嬢様学校の代名詞ともいえる聖心女子学院、北里大学白金キャンパスなど、名門私立が点在している。

緑濃い並木が印象的で、教育環境の良さもあり、特に女性にとっては憧れのエリアと言われている。